クローゼットが閉まらない

体力の衰えに負けてOLになった元エステティシャンが思ったことを徒然と書きます。

ワーキングホリデー

 

エステの仕事がものすごく忙しくて、心が擦り切れて、家に帰っても家族とも話したくないメンタルが続いたときに、ふと思ったんですよね。

一生これが続くのか?って。

 

いやそれはつれぇよ。と思って。とりあえず何か、今とはまったく違う何かをやりたいと思って。

英語の学校の成績めっちゃ悪かったのに、ワーホリ行こうって思いました。

 

ワーキングホリデーについては色々調べて賛否両論聞いて、特に女子で一人で外国に出すのは心配する親も多いとか言われましたけど、うちは全く反対はされなかった。

子供の意見をちゃんと聞いてくれる両親で本当にありがたいと思います。

自分で働いて貯めたお金で行くっていうことも大きかったのかな。あとエステの仕事は戻ってきても絶対に転職に困ることはないと確信していたことも。

 

ワーホリについては知ってる人も多いと思うけど、だいたい30歳くらいまでの人が取れるVISAの種類です。

お金があれば学生VISAでも良かったんだけど、できれば海外のエステでも働いてみたいとかも思って、ワーホリにしました。

わたしが行ったのはオーストラリアですが、むこうで出会った友達に聞いたり調べたこととかまとめると各国こんな感じなので参考までに。

 

オーストラリア:移民が多いので、英語が話せない人に対する理解がある。日本人も多い。基本陽気でおおざっぱな国民性。カラッとしてるし海が好きな人は相当楽しいと思う。が、荒っぽい人も多いし、アジア人差別も無くはない。最近ビザを取れる年齢の上限が上がったのすごいよ!みんな行きなよ!

 

カナダ:こちらも移民が多くて日本人も多い。オーストラリアと比べて真面目な人が多い気がする(主観です!)英語の発音がきれい。たぶんかなり住みやすい国だけど寒い。とにかく寒い。スキーとか好きならおすすめ。アメリカにも陸続きなので旅行しやすい。

 

イギリス:本格的な英語を学ぶなら最適だけどそもそもワーホリの枠が少ない。応募しても落ちる。移民の国ではないし、英語が話せないとかなり苦労する。けどその分勉強にはなるし陸続きの他の国にも行きまくれる。ここの大学に行きたいとか、目標があるならチャレンジするべき。

 

アメリカはワーホリビザがない。学生ビザか仕事でのワーキングビザとかかな。あったらハワイとかめっちゃ日本人多かったでしょうね…。

 

ヨーロッパ:そもそも英語圏ではなかったりするので、その国の言葉を学びたいならいいと思われる。けどこちらも条件が厳しい。日本人が少ないので、海外で日本人とつるみたくない人とかいいかもしれない。

 

フィジー、フィリピンなど:ワーホリではなくて物価が安いので語学留学が多い。どちらも英語が公用語。安いのでまずは試しに、という子も多いが、発展途上な分治安が少し不安。女の子は1人にならないように工夫するべき(特にフィリピン)

フィジーは行ったことあるけど、治安の悪さは感じませんでした!けど発展途上な感じはとても感じました。

 

めっちゃおおざっぱな感覚として。

カナダ→オーストラリアとワーホリのはしごをする人も少なくなかったな。

 

わたしは海が好きだったので、オーストラリア最高でした。日本人が多いというのも、その人の過ごし方次第じゃないかな。志高く勉強のために来ている年上の方もたくさんいた。大学を目指していたり、日本語教師の資格を取ろうとしていたり、みんなそれぞれ頑張っていていい刺激をもらえました。

 

おいおい詳しく書いていきたいけど、結果わたしは英語底辺から日常会話は問題ないくらいには上達できました。TOEICではリスニングは問題ないくらい。でもリーディングが本当に…苦手で…。

 

ワーホリをキャリアに繋げたいと思う方は、やはり英語を頑張るべきなんでしょうね。戻ってきて年収を上げたいとか思ってる方は特に、転職の際に武器になるレベルというとビジネス英語レベルを目指すべき。一年や二年だと、かなり頑張って勉強しなきゃいけないレベル。イコール、行く前に学校のお金を溜めておくべき。

楽しむことと勉強を両立させようと思うと、それなりのお金が必要です。もしも現地に行って生活するだけなら35万もあればいけると思うけど(もちろんすぐに仕事を見つけるとして)

 

日常会話と仕事で使う英語って全然違うんですって。とにかくわたしは語彙が増えなくて…単語が覚えられなくて苦労しまくりましたw

その他には日本語教師とか幼児教育?系の資格を取れるコースと取ってる子もいたな。あとはリアルにホテルでインターンシップとかバイトをして、それを日本で生かしてホテルに就職する子もいましたね。あと旅行業界に入りたい子にもやっぱりプラスになると思う。就職活動の時に、ワーホリとか語学留学とかは自己PRの一部として使えるし。もちろん、行ったよ!だけじゃ自己PR的にダメなんですけどw

 

でもそれも、向こうで自然とそれを目指した子もいたし、もとからそれを目当てに来ていた子もいたし、そんなもんはそれぞれでいいと思う。まずは一歩踏み出せるか、それだけだと思います。

行く前でも、滞在中でも、帰ってきてからでもいいんです。どこかで人生の指針が決まってくるならそれでいいんです。いつまでも決まらないのは問題ですけどw 

 

滞在中に目的やら恋人やら行きたい場所やらが定まった子たちはビザを更新したりして滞在を延ばしていたけど、わたしは滞在の間にやりたいと思っていたことはやれて、大学とかTOEICとか高い志が無かったので…w そのまま戻ってきてしまいました。

 

とまぁ、さわりはこんな感じ。

また色々思い出したら書きたいと思います。